市長と語るまちづくり懇談会開催
令和5年9月26日午後7時から上久堅公民館2階ホールで市長と語るまちづくり懇談会が開催されました。飯田市からは、佐藤市長をはじめ、橋本市民協働環境部長の2名をお迎えして2時間の懇談となりました。冒頭佐藤市長からは、大学誘致をはじめリニア駅周辺整備・飯田文化会館整備・三遠南信自動車道進捗状況・免許センターの動向、また水道料金の値上げなど市の取組や注目されている点について概要説明がありました。昨年の懇談会からちょうど1年が経過し、懇談会ではその後どのような取り組みを行ってきたのか、状況発表を行いました。発表では「まちづくり委員会の負担軽減」、「空き家対策の今後の活動」、「神之峰を拠点とした観光事業」という3つの重要な取り組みについて熱心に議論しました。懇談の中で佐藤市長・橋本部長からはまちづくりの負担軽減については他地区の事例について紹介がありアドバイスを頂きました。また空き家対策については上久堅の取り組みは他地区のモデルとなっているため、継続して活動を進められ市も一緒に協力し取り組みたいと地区への期待について話されました。神之峰について市長も現場を視察し、「展望は素晴らしくとても貴重な場所である。県への事業申請は市が行い、集客やPR活動、補助金の申請を含めた整備計画づくりを一緒に進めたい」と述べられました。最後に上久堅まちづくり委員会の原会長から、未来をひらく人と人とが支え合う元気な上久堅を目指したまちづくり活動を進めていきたいとお礼の言葉を佐藤市長・橋本部長へ伝え懇談会が終了されました。
3年ぶりの防災訓練
9月3日(日)に飯田市地震総合防災訓練が行われ上久堅地区も訓練が実施されました。久しぶりの訓練でしたが上久堅地区自主防災会を中心に実施されました。今回の訓練では区長は地区中心に指揮をとり、区の訓練のとりまとめを行い災害対策本部へは、副区長が集合し本部訓練を行いました。本部訓練では無線機を使っての情報伝達訓練・談話室にて本部設営(立ち上げ)訓練・指定避難所開設訓練等をおこないました。訓練を通じて、有事の際どのような行動をとればいいか把握ができたと思います。今後は体制について検討し、災害のための必要な備品等の備えを進めていきたいと思います。
避難所体験ゲーム
7月15日(土)に上久堅公民館ホールで赤十字奉団上久堅分団と合同で避難所体験ゲームを実施しました。昨年度実施予定でしたが、コロナ禍で実施ができなかったため1年越しで行われました。前段では飯田市赤十字奉仕団紙芝居分団の皆さんによる紙芝居を観覧しその後「避難所体験ゲーム“ひなた”」を行いました。このゲームは次々にカードで出された課題に対応し避難所をどのように運営していくかチームで考えるゲームです。役員の皆さんも初めての体験で各テーブル試行錯誤しながら避難所を運営するための組み立てを熱心に考え良い体験ができました。
農村広場・福祉ゾーン・保育園・小学校の整備エリアを一部委託し負担軽減
まちづくり委員会では、今年度役員や地域住民の負担軽減のため、事業内容の見直し検討を行い試験的に実施しています。6月25日に実施された農村広場・福祉ゾーンの整備作業をはじめ、保育園や小学校の整備作業を一部地元の活動団体に委託を行いました。まちづくり予算の有効活用・役員及び地域住民の参加者数や整備エリアの規模縮小を行い、今後地域の声を聞きながら来年度の事業計画を進めます。高齢化や人口減少進むなかまちづくり事業が継続して行えるよう検討してまいりたいと思います。
福井県池田町へ視察研修
まちづくり委員会では、神之峰一帯の観光事業を計画していますが、上久堅地区のシンボル神之峰をどう観光に結び付けていけばよいのか、またどのように今後整備を進めていけばよいのか参考にするため、8月26日(土)福井県池田町にあるキャンプ場(Tree Picnic Adventure IKEDA)を視察しました。コロナ前の来場者は約4万人あり視察を行った当日も大勢の来場者がアスレチックを挑戦したりバーベキューをしたり楽しんでいました。上久堅の資源をどう観光に結び付け、どのように計画を立て誰がどのように進めていくか大きな課題と感じました。いずれにしても「熱意」と「創意」と「覚悟」は必要だと思いました。
ひさかたの火まつり開催
8月16日に第28回ひさかたの火まつりが開催されました。昨年はひさかたの納涼花火を開催しましたが、今回は、実行委員会で役員をはじめ地域住民の負担軽減を検討し、様々な工夫をする中で開催されました。昼の部は北田遺跡公園で火おこしが行われ、夜の部はお神輿や花火が打ち上げられました。13の集落が協力し「進もう未来へ・繋げよう永遠に」をテーマに盛大に開催され上久堅地区での楽しいひと時が過ごされました。
竹材で里山整備
7月22日(土)に執行役員全員で上久堅保育園の整備を実施しました。今回は園児の皆さんの遊び場になっている保育園の裏山(里山公園)の整備を行いました。役員の皆さんから竹や杭の材料を提供していただき、ぬかるんだ山道の補修を行いました。竹で手すりを創り麻縄で固定し、階段も杭と丸太で新しく設置しました。皆さん手際よく作業し、きれいに整備された山道が完成しました。園児の皆さんに、怪我無く楽しく元気に遊んでいただきたいです。
月見の調べ
9月23日(土)に観光振興特別委員会を中心に「月見の調べ」が開催されました。委員会では開催内容を改めて検討し、宴はなくして音を地域の皆さんに楽しんでいただこうということになりました。当日は「ソノール・クラリネットアンサンブル」の皆さんをお招きして、地域の多くの皆さんに素晴らしいクラリネットの演奏を聴いていただきました。会場には約70名が集まり演奏に合わせ手拍子や口遊んで月見をしながら演奏を楽しみました。
りんごん上久堅連参加
8月5日(土)に飯田市丘の上で飯田りんごんが開催されました。コロナ禍もあり昨年は中止となってしまいましたが、今年は盛大に行われ今回49名が集まり上久堅連として参加し、ひさかたの火まつりのPRも兼ねてお揃いのTシャツでりんごんを踊りました。来年も多くの方のご参加をお願いします。
神之峰・北田遺跡公園整備
6月25日神之峰歩道整備と北田遺跡公園芝張りが上久堅地区まちづくり委員会と観光振興特別委員会の委員の皆さんにより作業が行われました。当日は恒例となっている神之峰城趾公園及び農村広場の整備作業を行いましたが、神之峰城趾公園までの道路だけでなく、資料館周辺の植木の整備まで行いました。午後は北田遺跡公園の平に整地された場所に芝張りを行いました。今回の作業は上久堅の観光事業として実施したものであり、神之峰はきれいに・北田遺跡はイベントなどに使いやすいように整備を行いました。今後どのように観光事業に結び付けていけばよいか、どのように進めていけばよいか委員会では検討が必要ですが、まず行動が少しでもできたことは今後のきっかけになったと思います。